2012年7月 定例山行報告

木曾駒ケ岳(2,956m)・G2 : 7月21日(土)〜22日(日)

天候:1日目 雨  2日目 曇り時々雨

参加: 26名(視覚障害者9名,晴眼者17名(内会友1名))

コースタイム概略 : 
1日目
新宿バスターミナル(7:00)・高速バス→(10:30)駒ヶ根IC(10:40)・路線バス→(11:30)しらび平駅・ロープウェイ→(12:00)千畳敷カール駅・昼食(13:00)・・・(14:30)宝剣山荘(泊)
2日目
宝剣山荘(6:05)・・・(6:30)中岳・・・(7:15)木曾駒ケ岳(7:30)・・・(10:00)濃ヶ池・・・(12:00)駒飼の池・昼食(12:20)・・・(13:00)宝剣山荘・・・(14:00)千畳敷カール駅(15:10)→(15:20)しらび平駅(15:40)→(16:30)駒ヶ根バスターミナル(17:00)→(22:00)新宿バスターミナル・解散

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆歩き始め早々に雪渓を横切る◆ ◆山小屋でくつろぐ◆
1日目
雨の中駒ヶ根インターを降り、ロープウェイに向かうバスに乗り込む(バス停でアクシデントがあり、持ち主不明のザックがポツン残されていました。バス会社のミスでしょうか?)
ロープウェイ千畳敷駅に12時頃到着するが、ここで合流するはずの長野組3名は、前夜からの大雨でJRが不通や大幅な遅れがでた為、長野在住の大矢さんが不参加、松本在住の丸山、野原さんが遅れるとの連絡がはいりました。
千畳敷駅で昼食後、遅れて到着の2名を待ち合わせる2名をおいて、13時頃登山を開始する。
雪渓を横切りいきなり300メートル近くの高度差を一気?ゆっくりと1時間と少しで宝剣山荘に到着いたしました。
遅れていた長野からの2名も待ち合わせの2名と一緒にまもなく到着し、無事合流しました。
その後、岩場サポートリーダー(町田)を初めとする10名の有志が翌日に予定している宝剣岳往復コースの下見を行いましたが、雨のため鎖場などで滑る可能性が大きく危険な為、残念ながら宝剣岳往復は断念することになりました。

2日目
2日目は、視界不良でしたが雨はなく、写真撮影後一路木曽駒ケ岳を目指し登山を開始、行く先々には高山植物のイワツメクサ・シャクナゲ・キンポウゲ・チングルマ・シオガマほか20種類以上の皆さんが、控えめに美を競いながら我々を大歓迎してくれました。
宝剣岳は中止でしたが、リーダーの判断で将棋頭山方面に向かい濃ケ池・駒飼の池・宝剣山荘をめぐるお花畑の約5時間半のコースに変更しました。
山々、峰々を十分に堪能し雪渓も2度ほど横切り、最後は雪渓横の沢沿いの道なき急登を息せき切って登り、12時頃駒飼の池に到着し、ここで昼食休憩をしました。
想定以上に難しいコースで、大きな岩がごろごろする岩場や雪渓の通過などで時間を取られ、予定時間より遅れていたため、昼食もそこそこに出発、13時頃に宝剣山荘に着き若干のトイレ休憩を挟み急ぎ下山しました。
ロープウェイ駅では1時間ほど待ち時間がありましたが、予定通りの高速バスに乗れることになり一安心しました。
ロープウェイ駅の中での待ち時間の間、思い思いを話ししながら軽く打ち合わせをしました。
その後順調に進み、駒ヶ根バスターミナルに16時30分頃着き、予定の高速バスに乗り一路高速バスで新宿へ出発、途中いつもの渋滞に巻き込まれ1時間程遅れて22時頃新宿に到着致しました。
想定外の雪渓の通過などあり緊張する場面もありましたが、事故もなく楽しい2日間が過ごせました。
(S.S記)
◆木曾駒ケ岳頂上で集合写真◆ ◆木曾駒ケ岳から馬の背に向かう◆
◆咲き誇る花々・コマクサ◆ ◆咲き誇る花々・チングルマ◆