2011年10月 定例山行報告

上州三峰山(1,123m)・G2 : 10月9日(日)

天候:晴れ

参加: 23名(視覚障害者7名,晴眼者16名(内会友1名))

コースタイム概略 : 
練馬高野台(8:10)=(バス)=(11:30)河内神社下駐車場(11:40)−(12:40)三峰沼分岐・昼食(13:15)− (14:20)後閑峰頂上(14:30)−三峰沼分岐(15:40)−(16:00)パラグライダー離陸場(16:15)−河内神社下駐車場(16:50) =(17:15)月夜野館・入浴(18:15)=練馬高野台(20:30)解散

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆明るい松林の中を進む一行◆ ◆「こんどこそ頂上」かと急坂を登る◆
山行担当者が心配するのは、山行当日の天気と、参加者のみなさんが、集合場所に無事に揃うかということです。
前者に関しては、週間天気でも問題なさそうでしたので一安心。
問題は山行当日、なんと集合場所で有る、練馬高野台駅に行くための西武池袋線が、人身事故で不通とのこと。
わかる範囲の人たちとは電話連絡を取り、視覚障害者を含めて多くの人が、池袋で合流することができ、運転再開を待って練馬高野台に向かいました。
池袋でお会いできなかった方々も、それぞれの方法で練馬高野台に来ておられ、1時間遅れの8時10分に参加者全員を乗せ、バスは上州三峯へと向かいました。
途中の高速でも、事故渋滞で、山行開始は予定よりかなり遅い、11時40分になってしまいました。
最初こそちょっときつい急登を河内神社まで登ってしまえば、後は危険なところも無く、順調なペースで、始まりかけた紅葉を眺めたり、ドングリや栗を拾ったり、アケビをいただいたり、それぞれに楽しみながら、後閑峰頂上を目指しました。
急なピークを超えると、さらに先に見えるピークにがっかり、おもわず「これ、頂上じゃないの?」との声が漏れます。それを2,3度繰り返し、疲れが出て来たころ本当の頂上に着きました。
時間がかなり過ぎていたことも有り、少しの休憩と写真を撮り、同じ道を戻って来ました。
出発が遅れた関係で、予定していた三峰沼には行かず、パラグライダー離陸場に寄り、河内神社への往復となりましたが、パラグライダーの離陸姿に、見とれる方も多く、「三峰沼より良かったかも」などと言う声も聞こえていました。
河内神社に戻ったのが、17時前と、遅くなってしまったために、温泉に入らずに帰ろうという声も有りましたが、予定通り月夜野館で汗を流し、帰路に着き、20時30分、練馬高野台に到着、解散となりました。
帰りも、多少の渋滞に巻き込まれましたが、温泉に入った分だけ、バスに乗っている時間は少なくなったのではと思います。
電車の事故という予想外のアクシデントにも関わらず、一人の欠席者も無く、23人全員が集合場所に集まり、無事に山行ができたことは、みなさんのご協力あってこそ、さすが六つ星です。
(担当 M.I記)
◆後閑峰頂上で慌しく集合写真撮影◆ ◆目の前で初心者がインストラクターと一緒に空に舞い上がる◆