山行報告1985年

  1月 扇山(1,138m)

 山  域: 中央沿線
 参加人員: 視覚障害者名、晴眼者名、計19名
 感  想: 天気も良く穏やかな山で、陽だまりでの暑いコーヒーが格別であった。


  2月 生藤山(991m)

 山  域: 奥高尾
 参加人員: 視覚障害者名、晴眼者名、計19名
 感  想: 予想以上の積雪と倒木で、昼食後引き返すことも考えたが、スパッツを着けて頂上へアタック。それにしても
       至る所で倒木が見られ、日本の林業の現状を見せられた気がしました。


 3月 浅間嶺(903m)

       雪のため中止


  4月 三ツ峠(1,785m)

 山  域: 御坂山塊
 参加人員: 視覚障害者名、晴眼者名、計35名
 感  想: 河口湖畔天上山からの、富士山の姿は堂々たるものでした。


  5月 守屋山(守谷山)(1,650m)

 山  域: 伊那山脈(最北端)
 参加人員: 視覚障害者名、晴眼者名、計10名
 感  想: 守屋山は日本のへそに当たる所だそうですね。サポーターの参加が少なく、盲人数名をお断りして残念でした。


  7月 鳴虫山(1,104m)

 山  域: 日光
 参加人員: 視覚障害者名、晴眼者名、計26名
 感  想: 昼食後雷の名産地の名に違わず、稲妻と落雷がどんどん近づき、山での雷は恐怖でした。泥んこで地元の風呂屋
       に飛び込み、すっきりして帰りました。教訓;リュックにはビニールに包んだ着替え一式を用意しておくこと。


  8月 富士山(3,776m)

 山  域: 富士山
 参加人員: 視覚障害者名、晴眼者名、計26名
 感  想: 8合目で星の瞬きに、弱視の人達が双眼鏡を片手に興奮している姿が印象的でした。ご来光を待ち、そして全員
       登頂。やはり富士山の人口密度の多さに圧倒された。


  9月 至仏山(2,228m)

 山  域: 尾瀬
 参加人員: 視覚障害者名、晴眼者名、計24名
 感  想: 夜行時のぐづついた雨は、至仏山で本降りとなり、冷えも加わって初参加の方がチアノーゼを起こし、本会最大
       のピンチとなった。山小屋のお風呂は皆を生き返らせてくれた。夜中30人も寝ているとは思えない静けさで、
       皆さんひたすら熟睡しているようだった。


  10月 西沢渓谷

 山  域: 奥秩父
 参加人員: 視覚障害者名、晴眼者名、計27名
 感  想: 快晴の中、渓谷美がすばらしかった。ただトラキチには、日本シリーズの方が気に掛かっていたようでした。


  11月 川苔山(1,363m)

 山  域: 奥多摩
 参加人員: 視覚障害者名、晴眼者名、計26名
 感  想: 最寄り駅から近い上、変化に富んだご推薦の山でした。皆で食べる山での食事は美味しいが、いろいろいただく
       ので、山ではダイエットになりません。


  12月 奥高尾縦走

 山  域:
 参加人員: 視覚障害者名、晴眼者名、計(13名
 感  想: 当初は日光切込湖、刈込湖を計画していたが、季節をずらすことにした。

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